日光東照宮400年式年大祭記念 極真会館奉納演武

2015年5月19日に、日光東照宮400年式年大祭記念として、国際空手道連盟極真会館が奉納演武を行いました。その見所をご紹介します。ゴッドハンドと称された極真会館創始者の大山倍達総裁が山ごもりの修行で会得した、あの自然石割も、松井章圭館長自らが演武しています。必見です。

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森善十朗 VS 高橋佑汰 自由組手

どちらも極真会館を代表する名選手。森善十朗さん(東京城西支部)は全世界ウェイト制大会 中量級 優勝など、数々の大会で好成績を残しています。高橋佑汰さん(東京城北支部)もまた数々の好成績を残され、全日本ウェイト制大会 中量級で史上最年少17歳で優勝されています。高橋佑汰さんのブログは、ピュアなハートが前面に出た楽しいブログで人気を博しています。野球の新庄選手を彷彿させるオーラを放っています。そんな巨人2人の迫力満点の自由組手です。

杉板試し割り

1枚の杉板なら簡単に割れますが、何枚も重ねるとその強度は一気に上がります。さらに湿気を含んだ杉板は粘りがあり、割るのは困難です。池田善紀さん(横浜北支部)と石井鉄也さん(横浜北支部)による演武、すごいスピードと集中力です。

バット折り、ブロック割り、角材割り

外国人指導者4人により演武です。
アルトゥール・ホヴァニシアン(総本部、アルメニア、5段)、
スティーブン・キュージック(総本部、オーストラリア、3段)、
ダニエル・シェロー(総本部、チリ、2段)、
ホスロ・ヤグビ(本部直轄大宮道場、イラン、5段)。
見ている方が痛くなる。。特に腕を思いっきり角材でぶん殴るのは、見ている方が痛くなります。

実は角材割りは、実際はすんなりとは折れていません。↓こちらの動画を御覧ください。何度も角材で腹を叩かれ、それでも折れずに、叩く担当が変わってからやっと折れています。それだけ角材が強く、折れやすいものでは無いことを表しています。

瓦割り

田中健太郎さん(川崎中原支部)による瓦三方割りです。瓦15枚割りは、惜しくも10枚で止まってしまいましたが、これもまた割れやすい瓦を使っている大道芸演武ではないことを垣間見るワンシーンです。

小さい杉板割り

瀬戸口雅昭さん(下総支部)による試し割り。小さな板を正確に捉えています。しかもスピードがすごい。完遂。あの板が全て人間の急所だとしたら、どうなっているでしょうね。

氷柱割り、バット4本折り

杉村多一郎さん(本部直轄四谷道場)による、バット4本折り。そして、神尾伸幸さん(本部直轄浅草道場)による氷柱4枚割りです。4本のバットが粉々にはじけ飛ぶ様は、恐ろしいものがあります。あの下段蹴りを受けたらと思うと恐ろしくなります。

松井章圭館長の転掌、レンガ割り、自然石割り、寸勁瓦割り

レンガが切り落とされました。。あんなぶっとい石、おもいきり投げつけたって、普通割れませんよね。とにかく見てください。

実は自然石割りも、すんなりとは割れていません。↓こちらの動画を御覧ください。やっぱり本物ですよ。割れるのか?と、観ている方はハラハラしますが、そんな心配もよそに、淡々と割りにかかる集中力と精神力、パワー。圧巻です。