極真会館の松井派が、組手のルールに大幅な変更がありました。
出典:イーファイト
これまで反則だった押しが有効になったり、足掛け、足払いで倒したりしたら有効になりました。
詳しい内容を見ていきましょう。
1.片手で押し
受けの時、片手で瞬間的に押すのはOK。
攻撃の時、片手で瞬間的に押すのはOK。
両手で押すのはNG。
連続で押すのはNG。
2.捌き
相手の攻撃を捌いて攻撃するのはOK。
捌いて転倒させて、残心を決める→技有り!
掴むのはNG。
抱えるのはNG。
3.足掛け、足払い
足掛け、足払いで転倒させて残心は技有り!
4.相手を転倒させる
相手を転倒させて背中が地面に着いた状態でライトコンタクトで技有り!
5.上段蹴り
上段蹴りのクリーンヒットして、残心で技有り!
6.捨て身を見切る
胴回し蹴りなど相手の捨て身技を見切ってライトコンタクトで技有り!
7.反撃
捨て身を見切られて倒れているところにライトコンタクトしてきた相手を攻撃して倒れたら技有り!
3秒以内に立ち上がれなければ1本!
より長い動画が国際空手道連盟極真会館から公開されています。英語の解説もしっかり聞きたいという方は。。
https://youtu.be/BqWbGmTloNE
ちなみにルール改定の理由を松井館長はこのように述べられています。
「競技がこう着するから」
そう、かつての極真空手は、押しや足掛け、そして掴みもOKだったのです。それが徐々に禁止になっていって、どうなったか。それは空手ファンの方なら誰でもおや?と思われたことがあるであろう、突き相撲。ひたすら細かいパンチを至近距離で打ち合うあれですね…それから胴回し蹴りはずしていちいち止められる、あの間もイヤ。
さすがに全日本クラスの選手はそうでもないですが、地方の大会や少年たちの試合はひたすら手数足数。もっと実践的で競技としても質を高めなければ!!!その空手ファンの声が、松井館長に届いたとか、届かなかったとか。
さあ、このルール、2016年6月4日~5日の第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会から適用されます。古き良き極真時代がよみがえるか!?
空手らしい試合に成ると思いますね。
でも選手も審判も新ルールをしっかり学習する必要がありますね。
本多さん、コメントありがとうございました。管理人のnobitaです。おっしゃる通りですね。ルール改正後のウェイト制や極真祭では、やはり審議がいつもより多かったように思います。今後の盛り上がりが楽しみですね!
より戦闘実戦的です!
これで体力ガチから、
美しい切れ味に戻れます!
空手2段さん、コメントありがとうございました。
そうですよね。空手をやる側も見る側もよりモチベーションが上がりますね!
松井館長、並びに、極真関係者様
この度の、ルール改定を、心より感謝致します。
第四回世界大会、マイケルトンプソン戦は、いまでも、心に残っております。現在、館長で、重責を、担いご指導なさって下さいます、松井館長に、御礼申し上げます。
只今、松濤館流に、市のサークルで、廉価で、稽古出来る為、所属しております。
型の稽古のみで、組手は、そのサークルでは、ありませんが、相手の攻撃、防御、捌き、受け返し、を想定して、型の稽古しております。
2年間、この型の稽古を、続け、極真松井派に、再入門させていただき希望が、ございます。
ルールでの、認められる技が、広くなった事に、期待しておりますが、競技者同士の、礼節、謙譲の美徳が、さらに、大切になり、競技者の安全性を守る最大の、方策と、思われます。
足らない、至らない、わたしが、意見がましく失礼しました。
「極真松井派、再入門希望です」様 とても謙虚なコメントを頂戴しありがとうございました!
空手を通して人を敬える人がもっと増えたら良いですよね。競技者の礼節に加えて応援者の礼節も。。と思うときがありますが、、
極真に戻られ、さらなるご活躍をお祈りしております!