空手の組手に強くなる練習方法を紹介します。
国際空手道連盟極真会館の組手練習方法
極真空手の中でも多くの強者を排出した、城西支部の組手のノウハウです。非常に実践的でためになります。
城西
１．パンチの受けからの反撃（受け返し）
防御と攻撃が一体の行動。
カッティング…飛んでくるパンチを確実にカットする。ワンツーをカットして、ワンツーと中段蹴りを返す。
リーディング…攻撃を殺し、反撃につなげる。肘を制する必要がある。相手の体勢を大きく崩す。そのあと蹴りを入れる。
スウィーピング…相手のパンチを外に掃うことで、相手をノーガード状態にできる。ストレート連打と下段蹴りにつなげる。
ショルダーフックガード…パンチを外に弾いて、相手のノーガード状態を作る。
スローイングパンチの受け返し…相手の拳を上から下に叩き落とすようにカットする。
２．キックの受けからの反撃（受け返し）
パリー…前蹴りの受け返し。蹴り足を引っ掛けるようにする。次の攻撃をしやすい位置に、相手の蹴り足を落とす。
上段回し蹴りの受け返し…上段蹴りをガードしながら、反対の手でひっかけ落とす。
中段回し蹴りの受け返し…脛でガードする。肘と膝の間に隙間ができないようにすること。上段のガードも同時に。
下段回し蹴りの受け返し…脛でガードする。相手の蹴りに脛をぶつけるように。ガードの後に下段蹴り＋ボディーアッパー連打につなげる。
膝蹴りの受け返し…蹴りを外受けで受け流す。
かかと落としの受け返し…半身から腕を上に伸ばす。
外回しかかと落としの受け返し…半身から腕を上に伸ばす。相手の蹴りが着地した瞬間が絶好の反撃ポイント。
３．コンビネーションブロー
攻撃に強弱をつけることが重要。
フェイントはスピーディーに軽く。決め技は重く。
初心者はゆっくり鏡の前で動きを確認すること。
４．シャドートレーニング
スピードやパワーより、正確さを重視すること。
初心者は攻撃ばかりに頭がいくことが多い。相手を想定してガードも意識すること。
５．スパーリング
スパーリングは相手を倒そうとか、熱くなってはいけない。
相手に当てないことを意識し、スピーディーに技をコントロールすること。
６．サンドバッグトレーニング
フォームを習得するためのトレーニング。
打ったら元の構えに素早く戻る。
ワンツーパンチ
ボディフック
スローイングパンチ
中段蹴り
前蹴り
かかと落とし
膝蹴り
コンビネーションブロー
スタミナトレーニング
ミットトレーニング
基本編
１．構え
２．ポジショニング
３．間合い
４．ジャブ
縦拳ストレート
カウンターパンチ
ターゲットポイント…水月、わき腹
アッパー
フック