極真空手が顔面上段突きの練習開始

空手がオリンピックの正式種目となりましたが、もちろんそのルールは全日本空手道連盟の寸止めルール。 フルコンタクト空手の極真空手はそのノウハウを全日本空手道連盟から受講していますが、2017/1/21についに極真には無かった顔面上段突きの練習が開始されました。

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出典:国際空手道連盟極真会館HPより

全日本空手道連盟から指導を受けているのは、極真会館(松井派)。
基本的に痛がらなければ有効打にならない極真会館としては、寸止めルールだけでも相当なハンディがあると思われるが、これまで反則扱いであった顔面上段突きはさらにハードルが高いと思われる。受ける方もさらに油断ができない。これは極真空手にとっては、もしかしたら飛躍的な進歩(原点復帰?)になるかもしれない。

余談だが、逆に全空連から極真に入った人は、熱くなると顔面突きをつい入れてしまう。もちろん反則に。ガラ空きなのに打てないもどかしさといったら無いだろう。

先生は全日本空手道連盟の横道正明先生と林田至史先生。

林田先生は、長崎出身の24歳。全日本優勝の実績。以下は形「エンピ」。半端ないキレ。

全日本空手道連盟から極真会館への講習はこれですでに26回目。時代を経て空手は分離し、融合し、最強へ向けて発展をしてきた。今回の試みはオリンピックだけのものではなく、空手界に新たな革命と時代をもたらしてくれるのではと、期待が膨らむ。

とりあえず極真勢がオリンピックでどんな空手をするか楽しみ。KO続出か!?